水逆・未来

人間の生活の進歩

    台南を代表する6本の渓流、八掌渓、急水渓、将軍渓、曽文渓、塩水渓、二仁渓は、上流から下流に至るまで血管のような役割を果たしています。これらの河川は、H2OやCO2の循環を促し、人間の活動による生成物を含むさまざまな物質を海へと運んでいます。流域の生活や産業形態に応じて、河川には様々な廃棄物が発生し、最終的には海へと到達します。これらの廃棄物の多くは河口に堆積しますが、同時に海流からもさまざまな海洋廃棄物がもたらされます。展示では、河口域から代表的な海岸堆積物を1〜3個選び、展示しています。また、この20年間に河川の中流で注目されてきた環境事象について、代表的な画像を使用して示しています。

    晁瑞光

    台南コミュニティカレッジの環境チームの研究者は、写真、絵画、劇場照明の専門家であり、自然環境の記録や調査、教育推進に従事しています。過去には、華灯芸術センターで技術総監督として活動し、劇場照明デザインや製造に携わったほか、台南の歴史的文化的写真の収集作業や古樹調査にも参加してきました。現在は、台湾の廃棄物問題、海洋廃棄物、海岸と気候のテーマ、河川保全、樹木保全、そして龍崎牛埔の自然生態環境の保護などに特に関心を寄せています。
    240 x 700 x 100 cm
    木材(または廃棄漁網、ロープ)、画像、処理済み廃棄物、顔料
    2024